重いほど軽い翼
2011年 01月 06日
冬の海は冷たくそっけない。
吹く風も寄せる波も独りよがり。
海の遥か一点を見つめて砂浜にポツンと佇むカモメ。
寂しさが冷たい風になって吹き募る。
おそるおそる歩み寄る同じ身のカモメ。
たったそれだけなのに
なぜか白い波が孤独を砕いて砂に泡となって消えて
視点を変える勇気がムクムク沸いてくる。
勇気に背を押されて見上げた大空は
終わりをしらないインフィニティー。
隠し持っていた翼を思い切って広げる決断さえすれば
自由の風に乗るチケットは簡単に入手できる。
勇気の重さが重ければ思いほど翼は軽くなる。
どこへ、どれだけ飛ぼうと
それは誰も止めることはできない。
写真:はらだちほ
HP:http://www.chihoharada.com/
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by chihoharada
| 2011-01-06 11:02