ちほ小宇宙へようこそ☆彡


by chihoharada
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やすらぎの茅の輪

熱海に住む友人から伊豆山神社のの輪が届いた。
一年の半分が過ぎる6月30日には「夏越の祓」(なごしのはらえ)の神事が行われる。
「夏越の祓」とは茅(ちがや)を束ねて大きな輪にした「茅の輪」をくぐることによって、日常生活において知らず知らずに犯している罪・穢(けがれ)が祓われるという。
大晦日と半年ごとに祓い清め、清らかな姿に立ち戻ろうとする平安期から続く神事である。
大きな茅の輪くぐりに行かなくても、「夏越」ができるようにとミニチュア版の茅の輪は、部屋の壁に掛けられるようになっている。
この小さな茅の輪は、総てが清められると同時に、毎日が柔らかく護られてるかのように感じ、丸い形に赤と白の紙垂(しで)が可愛らしく、デザイン的にも洒落ていてとても好きだ。
私が茅の輪を好きなことをよく知ってる友人は、毎年この日に伊豆山神社に参り、私にはこの小さな茅の輪を贈ってくれる。
数年前にイタリアにしばらく滞在してた際にも、海外にいるからこそ祓い清めは大切と、わざわざ送ってくれた。
さり気なく深く強く想ってくれる友人が存在することは、感謝するというより心強い和らぎを感じる。



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by chihoharada | 2017-07-02 18:20 | ..oO○ | Comments(0)

お腹いっぱい

前からそうだったのだろうが、近頃それは顕著な現象だと思う。
何が・・・と。
それはTVの報道の在り方だ。
ひとつ突出する出来事が起きると、いい悪い抜きに、これでもかこれでもかとTV画面は一色に埋まる。
しかもどの局も内容はほとんど同じで、全くオリジナリティがない。
何回も何十回も同じ事件を繰り返して、MCもコメンテーターも語る言葉が失せるまで続く。
そして新たなものが出現すると、今までさも重大に取り上げていたモノを、未練なくあっさりかなぐり捨て新しいものに移行していく。
最初のうちは、感動したり、遺憾に感じたり、怒りを覚えたりするが、同じことを叩き込むように繰り返されると、思考力がだんだん平板になっていく。
それはコワイことだと思う
お腹が一杯になるまでは・・・・必要ないのではないか。

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by chihoharada | 2017-06-26 10:43 | ..oO○ | Comments(0)

逢魔が時

帳が降り、灯りがポツポツと点りだす銀座。
四丁目交差点の和光ウィンドウ・ディスプレイの前で足が止まった。
大きなカーネーションをバックに母と娘が「あやとり」をしている。
5月だから母の日にちなんだテーマなんだろう。
私にとって「母の日」は、19歳のとき母が鬼籍の人なって以来、好ましい日ではなくなった。
しかし・・・今、ライトアップされたショウ・ウインドウの中には、手と手を交差させて懸命に「あやとり」をする遠い昔の私と母がいた。
いや・・・ふとそんな気がしただけの逢魔が時(おうまがとき)だった。

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by chihoharada | 2017-05-18 17:36 | ..oO○ | Comments(0)

カンカン帽

春を追い抜き、駆け込んで夏がやって来た。
春とは名ばかりの冷たい北風が居座ってた昨今だったが、ここ数日は汗ばむ暑さだ。
さわさわと髪をゆらす緑の風に誘われて歩みの方は上機嫌。
ふとショーウインドウの軽やかなストローハットに誘われて、ショップに吸い込まれた。
急激の上昇気温にも後押しされ、思わずを衝動買いしてしまったカンカン帽。
ゲットしたカンカン帽の手提げケースを下げて歩きながら、ふと気分はヴェネチアに翔ぶ。
ボーダーのTシャツにカンカン帽を被ったゴンドリエーレ(船頭)たちが運河を行き交う。
ひと休みしていたゴンドリエーレに「写真撮らせて」と言ったら、ベテラン組は堂々と若者組は照れながらも気取ってポーズとってくれたっけ。
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若者のゴンドリエーレ
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ベテランのゴンドリエーレ

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by chihoharada | 2017-04-17 15:56 | ..oO○ | Comments(0)

skull(頭蓋骨)の存在

一年もの間、悩みに悩んだ末に・・・決心してインプラントにすることにした。左上の奥歯3本が無くなってしまったのだ。
3本ものインプラントをするのには恐ろしくて不安だらけだったが、事前にCT検査して医師からPC上でシュミレーションを見せてもらって充分納得がいったからだ。
4月10日朝10時から手術は始まった。
上奥歯なので口はこれ以上開かない裂けるかと思うほど引っ張り広げられた。不安は募るばかりだが、手術は始まってしまったのだから、もうまな板の鯉だ。
部分麻酔は効いているが、意識ははっきりしてるので上顎の骨に穴を3箇所も開ける音はしっかり聞こえる。
聞こえるだけでなく頭蓋骨にゴリゴリと響き渡る振動と音が凄すぎる。
虫歯などの治療のガリガリ感も苦手だったが、そんなものは序の口だ。その何十倍もの凄さだ。
歯茎に人工歯根を埋めこむために骨に穴を開けたら、金槌のようなもので金具をカンカン打ち付けつける。
次にキュキュっとネジを締め上げる不気味きな音。
人間の骨はこんなにも頑丈なものかと改めて驚く。
自分自身の頭蓋骨という存在がこんなにもクローズアップされて感じたのは初めてだ。
約2時間ほどで手術は無事終了したが、抜糸まで後1週間は口の中だけに食事は難しい。
抜糸が済んでも骨肉と人工歯根が結合するまで2ヶ月を要するらしい。
更に人工歯を被せる治療が続き、美味しいものを食べられるまでは、かれこれ半年以上もかかる。
食いしん坊には辛抱の長い道程だ。
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  ●ベルギーのアーティスト、ヤン・ファーブルの作品から

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by chihoharada | 2017-04-13 16:25 | ..oO○ | Comments(0)

ことばの欠片

街を歩いていると、聞くともなく聴こえてくる言葉の欠片というものがある。
どんな人なのかどんな職業なのか、また話し合ってる人間関係や話の内容の前後関係は全く知る由もない。
ただ、風のように通りすがりにポロンと零れる小さな言葉の欠片は、微笑ましかったり、呆れたり、驚いたり、なるほどと思ったりで、様々な形で呼吸している。

●後ろから私を追い抜きざまに30代前半の男女カップルが零した言葉の欠片
男:「絶対に大切なことは話してはダメだよ。レベルの低いあいつらには理解できないんだから」
女:「そうですか・・」
          (君たちはレベル高いんだね)


●前から歩いてきた20代前半男女カップルがすれ違いざまに零した言葉の欠片
女:「あんなこと云うヤツぶっ殺してやればいい。ふざけやがって!!」
男:「ふ~ん」
       (物騒なこと)

●前から歩いてきてすれ違いざまに零した60代の男性2人の言葉の欠片
男A:「みんな死んじまうね」
男B:「そうだね~~」
      (侘びを感じさせるね)


●あるパンケーキ屋から出てきた20代の女性4人組から零れた言葉の欠片
女A:「あ~美味しかったねパンケーキ」
女B:「あら、あそこにもパンケーキ屋さん」
女C:「私パンケーキならもう1回食べてもいいよ」
女D:「あら、私も」
女A:「私も」
女B:「私も」
       (あとでダイエットするのかなぁ~)


●私の後を歩きながら零した20代の女子2人の言葉の欠片
女A:「彼ができたんだ」
女B:「あらっ、オシャレな人?」
女A:「えぇーーオシャレ?」
女B:「そ、オシャレ。大事よ」
      (なるほど・・中身よりね)


●オープンカフェで隣席で零した40代の家族連れの言葉の欠片
夫:「ゴジラはいらなかったんじゃないかぁ~全然つまらんかった」
妻:「そうだね」
夫:「とと姉ちゃんの方が良かったんじゃないか、かすみちゃんはパッとしなかったよ」
妻:「そうだね~」
子:「なに話してるの?」
        (NHK紅白歌合戦のことかな?)


●歩いていたら後方で何かを二人で運ぶ男女の零した言葉の欠片
男:「重いけど大丈夫か?」
女:「大丈夫です」
男:「もっとそっちへ」
女:「うわっ~~!! 指取れちゃいました」
驚き思わずふり返ったら白い指が道路に落ちていた。二人で一体のマネキン人形を運んでるところであった。
      (よかった!!)
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by chihoharada | 2017-01-24 14:38 | ..oO○ | Comments(0)

たった1枚

穏やかな風、高く澄んだ蒼い空・・・昨日はあたたかな晩秋日和だった。
テラスの花水木は春に白い花を咲かせ、夏には緑の大きな葉を繁らせ、秋ともなると可愛い赤い実をたくさんつける。
秋が深まるにつれ、赤い実はひとつ、またひとつと地に落とし、繁っていた葉は緑からダークな紅に衣替えした。
その葉も晩秋の昨日には、たった1枚になってしまった。
その1枚の葉を見せびらかすように蒼い空に突き出す光景は強く美しく、生きることの嬉しさを貰ったようで、やわらかな風を頬に受けながら、しばらく見惚れていた。
翌日の今日の空は昨日とは打って変わってどんより重く、北風がガタガタ窓を打つ。
ふとテラスの花水木に目をやると・・・・
『あ』 !!!
あのたった1枚が無くなってる。
昨日のホットな嬉しさが、シュワシュワと大きな音を立てて溶けていく。
いよいよ冬の翼が羽ばたき出したのだ。
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by chihoharada | 2016-11-23 16:13 | ..oO○ | Comments(0)

ふり

好きなのに 
嫌いなふり

嘘なのに  
騙されたふり

情けないのに
口角上げるふり

知っているのに   
素知らぬふり

嫌なのに
嬉しいふり

悔しいのに
平静のふり

見栄張ってるのに
さり気ないふり

泣きたいのに
気丈なふり

気がかりなのに
関心ないふり

退屈なのに
興味あるふり

怒鳴りたいのに
納得したふり

ふり ふり ふり・・・
ふりが どんどん ふり積もる

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by chihoharada | 2016-11-20 20:33 | ..oO○ | Comments(0)

幸せな間借り

激しい暑さが遠のくと同時に樹々の葉も緑を脱いで黄や紅に衣替えを済ませ、宙を舞い出した。
涼しさはあっという間に寒さに変わり、ニットやファーの温もりが恋しくなる。
こんな時季は、取り分けて何もないのに気持ちまでもスウスウして心寒い。
そんな時、友からの宅急便が届いた。
包をほどくと新米がどっさりと手作りの梅干し数種が入っていた。
添えられた手紙には、田舎から新米を送ってきたが、この美味しい新米を自分だけではなく、ぜひちほさんにも食べてもらいたいと書かれていた。
そしていつだって心の中にちほさんが住んでいて、美味しいものや嬉しいことは一番に届けることで幸せを感じるのだと書かれていた。
手紙を読んでるうちに、緩やかに不思議な温かさが身体を包んだ。
なんという優しさなんでしょう。
なんという嬉しいことでしょう。
私は自分でも気がつかないうちに友の優しさの中に、間借りさせてもらっていたのだ。
スウスウしていた心のすき間は急遽ビシっと目貼りされ、幸せが漂いだした。
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by chihoharada | 2016-10-17 15:38 | ..oO○ | Comments(0)

慣れの過信

普段から自分自身がドジなのは充分に心得ていたはずだが・・・・
今朝は自分で自分を知り合いだとも思いたくないほどの重症のドジに、ほとほと嫌気が差した。
朝食作りは手順よく全てを並行作業で進めていくのが毎朝のことで、今朝もコーヒーを点て、パンをオーブン・トースターに放り込み、ミルクパンに入れた牛乳をガスレンジで温め、ミキサーでスムージを作りながらサラダの野菜を切っていた。
が、「あっ!! 」力を入れた包丁が滑って左親指に思い切り当たった。
痛かったが大丈夫だったかしら・・と思いながら、親指にそっと顔を近づけてみると、ゆっくりと赤いものが吹き出してくるではないか。
あぁ~~やっぱりやっっちゃた。
慌てて応急処置にティッシュで押さえたり、バンドエイドを探したりキチンをグルグル無駄な動きをしているうちに、グァグワァーという音とともに勢い良く沸騰した牛乳が噴きこぼれてるではないか。
慌ててガス栓を止めながら、オーブントースターの扉を開けばパンは見事に真っ黒焦げ。
ミキサーはガリガリ回りすぎて、スムージは不気味な色になってしまっている。
あーーー なんてこった!!
ひとつのアクシデントでドミノ倒しのごとく、全てがオジャンになってしまった。
慣れを過信した自分を強く戒めながら、白い包帯で切れた指を労った日曜の朝であった。
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by chihoharada | 2016-09-25 16:13 | ..oO○ | Comments(0)