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by chihoharada
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漁師町キオッジア

ヴェネチアのほん近くにChioggia(キオッジア)という小さな島がある。
この島は小さなヴェネチアと呼ばれる漁師町で
今回の旅でいくつか訪ねる街の中で一番興味を抱いていた。
今日の空はグレーの雲の波が空を覆い尽くし今にも泣き出しそうな不穏な天候だった。
空を気にしながらアーゾロを出発して2時間ほどすると
アドリア海の真ん中に島へと繋がる一本のトランスラグナーレ橋が見えてきた。
天候はどんどん悪化して橋の彼方にあるはずの島の姿は霞んで見えない。
荒れ模様の空と海の真ん中を一直線に車で走り続けていく気分は
現世からどんどんかけ離れていくような錯覚さえする。
ところが不思議なことにキオッジアの街の中心に着いたと同時に
あの不機嫌だった暗い空は一転して青空に真っ白な入道雲がムクムクと浮かぶ
元気百倍の真夏の天候にイメチェンしたのだ。
午前中の漁師町キオッジアは地元の人々で活気に溢れていた。
美しい街と遭遇した嬉しさでホテルを出るときにフロントでもらった青いリンゴを
運河を繋ぐ橋の欄干に乗せてキオッジアの街を写真におさめた。
まるでヴェネチアはを思わせる運河沿いの赤いテントの魚市場には新鮮な
魚介類が山積みにされ、そのお零れを狙うカモメが何十羽も集まっている。
ゆっくり街の様子を愉しみながら歩いて街外れまで来ると白い橋がかかっていた。
その橋から海を望むと180度全開の海と空の青が目に痛いほど沁み込む。
橋の欄干にはヴェネチア支配地では良く見られる白いライオン像が
聖書を抱いてどこまでも続く真っ青な海をじっと見つめていた。
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# by chihoharada | 2008-07-13 22:46 | Comments(0)