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by chihoharada
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今日はジョルジョーネの生まれたカステルフランコ・ヴェネトへと足を運ぶことにした。
イタリアの古い旧市街は必ず高い城壁に囲まれていて狭い城門をくぐって町中に入る。
カステルフランコ・ヴェネトの城門には時計が付いた高い塔があり、時計の上部には
ヴェネチアの象徴であるサンマルコのライオンが飾られている。
町の中心部には18世紀に建てられた白とロイヤルピンクの優雅な佇まいの
ドゥオーモがある。
三角の屋根の上と入り口の両脇には天使像が町を見守るように立っている。
内部も白とグレーの品が良い配色で内陣右側のチャペルにジョルジョーネが
玉座の聖母子と聖リベラーレ、聖フランチェスコを描いた祭壇画がある。
ジョルジョーネは16世紀初頭にヴェネチアで活躍した画家であるが、
ルネッサンス絵画の口火を切った画家として彗星のように現れ、わずか10年ほどで
若くしてペストで急逝してしまったのだ。そのためジョルジョーネはルネッサンスの
巨匠の中では謎と神話のヴェールに包まれている。
祭壇画はカステルフランコに住んでいたヴェネチアきっての傭兵隊長コンスタツォ家の
トゥツィオが息子の戦死を悼み同郷の若きジョルジョーネに依頼して描いてもらったと
伝えられている絵である。
この絵を依頼した傭兵隊はカテリーナ・コルナーロの随身を努めた将軍だったそうで、
アーゾロに滞在して偶然にもコルナーロ城が好きになった私にとって
この絵がとても身近なものとして感じられた。
# by chihoharada | 2008-07-17 22:09 | Comments(0)