ちほ小宇宙へようこそ☆彡


by chihoharada
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恐怖の3月11日14時47分

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それは突然にやって来た。
仕事場でいつもの時間が静かに流れていた。
パソコンに向かって音楽を聴きながらマウスを動かしてデザインをしていると
ライトスタンドがゆらゆらと揺れ「あっ!地震」と思った瞬間、
グラグラと部屋が勢いよく右に左に揺さぶられて体が浮き上がった。
慌ててデスクを離れながらスタッフに物が落下しない場所へ移動するよう大声を出した。
アルジェントを抱えて洗面所に逃げ込んだ私は洗面台にしっかり掴まったが、
揺れはますます激しく左右に加えて上下にも揺れ、アチコチの部屋で
モノが矢継ぎ早に倒れたり崩れ落ちるバタン、ガチャンと大きな音が響く。
化粧室のガラスの棚上の置物やティッシュペーパーケースなどが目の前を飛び、
次の瞬間には棚自体が次々と宙を大きく浮遊して落ちた。
揺れは下からしゃくり上げるように不気味なミシミシという音を伴って
静まるどころかどんどん激しさを増していく。 「怖い!!」。
まるでゼンマイ仕掛けの人形のように激しく震えるアルジェントを抱きしめながら
押し寄せる恐怖に「止まって!!止まって!!」と大声を出して何度も叫んでひたすら祈った。
今までの地震経験とは全く違う初めて体験する凄さに先日のNZ地震のことが何度も
頭の中でフラッシュして恐怖は極限に達しっていった。
揺れはとてつもなく長い時間だったような気がする。
揺れがどうにか沈静化して恐る恐る部屋を覗いてみて絶句した。
あらゆるものが倒れ散乱して足の踏み場もない。
落胆する余裕もなく次の瞬間ザァ~っと天井から水が降ってきた。
あっちの天井こっちの天井と何十箇所から雨漏りのように水が滴り溢れるてくる。
散乱した部屋を片付けるどころか水の処理に手分けして駆けずり回る。
原因は仕事場は8階なのだが10階の水道管が破裂して真上の9階が
水を湛えたプール状態になって耐え切れず階下に溢れてきたのだ。
余震が何度もしゃっくりの様に襲ってくるがもう驚いてる場合でない。
急がないと資料や美術品が水浸しになってしまう。
水が浸透してしまう前に水の対策に終始することになった。
散乱したものはそのまま。2基あるエレベーターもストップ。
8階から地下階、地下階から8階とひたすら階段を上り下り。
水の処理がひと段落した頃には思考力は恐怖と落胆と疲労で、
使い古したクタクタの雑巾のようになっしまった。
ぼんやりした感覚で「一体今何時だろう?」と見上げた壁時計は2時47分。
丁度地震の起きた時を指したまま止まっていた。
疲れてる場合ではない。家の方はどうなっているだろ。
固定電話、携帯電話、JR、私鉄、東京メトロ、都営地下鉄など全不通。
車移動の私は車の大渋滞に巻き込まれた。
途中で立ち寄ったスパーでもコンビニでも食料品は見事にスッカラカン。
疲労困憊で我が家に辿り着いてTVをつけて絶句した。
なんとういうことであろう。
現実のこととをは信じられないまるで地獄絵図だ。
地震・津波の凄さに驚愕。この恐怖は私の今日の体験など足元にも及ばない。
これは歴史上でも有数の大惨事ではないか。
兄弟、親戚、友人と電話もメールも全く繋がらない。
不安感と疲労を抱いたまま幾度となく来る余震に昼間の恐怖が呼び戻される。
まんじりともしない一夜を過ごすことになった。
写真:はらだちほ
HP:http://www.chihoharada.com/












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by chihoharada | 2011-03-13 18:58 | ..oO○ | Comments(0)