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ちほりごと@..oO○

『ちほ小宇宙』へようこそ♪ 


by chihorrin

ドジ

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朝一番に六本木のかかりつけの整形外科病院へ。
昨日の夕方そそっかしいというかドジといおうか気忙しく動いていて
サイドボードの側面に右足を強く打ちつけてしまったのだ。
い・た・い・・しばらくその場にしゃがみ込んで痛い部分を手でさすりながら
傷みが通過していくのをじっと待った。
しかし痛みは一向に治まらず悪い予感がむくむくと湧きあがってきた。
それは数年前にも左足をやはり家具に強く打ち付けたのだが大したことないと
軽く考え病院に行かなかったため大変なことになった。
どんどん痛みが増してどうしょうもなくなった1ヶ月後くらいにやっと病院へ。
診察の結果は骨折していたの長くを放置したためかなり状態が悪化していた。
手遅れで治療が難航し歩行困難となって一時は車椅子生活となり
その後1年半ほどはステッキ生活を余儀なくされたことがあった。
以前は左足、今度は右足を・・もしかしたら両足が動かなくなり
完全車椅子状態になってしまうかもしれないと恐怖が身体中を駆け巡った。
生憎今日の病院は非常に込み合っていて朝一番に出かけて来たにも
かかわらず1時間半はたっぷり待たされた。
その間悪い空想がいきいきと目の前を燥ぎながら通過していく。
そして再び現れまた通過していく・・待ってる間それは何十回も繰り返された。
しかしレントゲン検査の結果は・・・・思わずほっと安堵の吐息がもれた。
骨折はしておらず強打で内出血のための腫れと痛みだという診察結果だった。
医師曰く「腫れが引いて痛みがなくなるまで安静にして歩かないこと、
そして部屋の中を慌てて歩かないこと」・・と強い口調ながら笑顔での
注意にあれほど心痛めてた私の顔からも笑みがこぼれた。
今後は肝に銘じてドジを悔い改めることを強力に自分自身に言い聞かせながら
病院を出てふぅっと空を見上げたら街路樹のまだ小さな葉が「ドジさん。よかったね。」と
キャッキャッと笑って揺れていた。
Photo.:Chiho Harada
by chihoharada | 2014-04-11 16:10