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by chihoharada
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微笑み返し

i padのアクセサリーを求めにアップル・ストアに出かけた際にちょっと面白い
光景に遭遇した。
表参道のアップル・ストアの1Fは様々なOA機器のモデルが整然と並んではいたが
お客の数は疎らだった。
だが地階へと螺旋階段を降りて行くと1階とは打って変ってかなりの賑わいだった。
赤いシャツのユニフォームを着た国際色豊かなスタッフが訪れた人の気持ちを
心ゆくまで満足アップさせる為に広いフロワーをまるで水槽の金魚のようにスイスイ
泳ぎ回っている。
私に近づき「何でもおっしゃってください」と爽やかな声をかけてくれたのは
車椅子のスタッフで私が希望を伝えると「お待ちください」と鮮やかに車椅子を
操作して滑るように大勢の人の波をすり抜け商品を取りにその場を消えて行った。
は椅子に腰かけボンヤリとスタッフが戻って来るのを手持無沙汰に待っていると
突然隣のテーブルの話し声のボリュームが私の耳にアップしてきた。
そして見るともなく目をやった話し声の主たち3人に思わず関心を持ってしまった。
3人のうち2人はインド系の女性客で1人は赤いユニフォームを着た米国系の男性
スタッフだった。
それで何に関心を持ってしまったかというと3人ともが外人ながら恐ろしく流暢な日本語で
話し合っていたからだ。
その話し方は専門用語を交えての丁々発止でアクセントもイントネーションも完璧で
日本人でもあそこまでは美しい日本語で話せないのではと思うほどの素晴らしさだった。
あまりに面白い光景に失礼をすっか棚に上げてその様子に見入ってしまっていると
それに気付いた女性客の1人がこちらを向いたため目と目がパチンと合ってしまった。
慌てた私は思わずニッコと微笑むと女性は大きな黒目がちの瞳をクルルと回すと
バラのように微笑んで「微笑み返し」をしてくれた。
それはほんの一瞬のことでそこから物語が始まったわけでも何でもないのだが、
ふと温かいものがふんわり漂ってその空間が輝いた。
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Photo.ChihoHarada
by chihoharada | 2015-01-07 18:58 | ..oO○ | Comments(0)