ちほ小宇宙へようこそ☆彡


by chihoharada
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仕合わせって・・



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ある時ある所で唐突に「どんな時に仕合わせですか?」と聞かれた。
聞かれてふっと思ったことは仕合わせとは、ことさら大袈裟にどんな時と設定する必要もないのだ。
何故なら私の場合、幸せはそこら中に転がっているからだ。
たとえば・・・
早朝の散歩で路地を曲がった瞬間、金木犀のいい匂いが流れてきたとき。
レシピ見ながら初めって作った料理が、思いの外旨くできたとき。
探して探して諦めていた失せ物が、ヒョコッと出てきたとき。
まだ寒い春先に庭の梅の木に、ピンクの蕾がふっくら膨らんでいるのを見つけたとき。
頭痛に悩まされ続けていたのに、パッと消えて痛みから開放されたとき。
なかなか上達しなかった写経が、すんなりと書けたとき。
パンがふんわりパリッと美味しく焼けたとき。
化粧のノリが良く鏡の中の自分がちょっとばかり美人に見えたとき。
テラスから美しい夕焼けと富士山をタイミング良く見ることが出来たとき。
散歩してる最中に、愛犬がふと私を見上げて嬉しそうに尾を振ったとき。
小雨が街灯を濡らす大好きな逢魔ヶ刻に遭遇したとき。
出先でシフォンケーキを買い、帰ったらマリアージュ・フレールのマルコポーロとブレイクしようと思ったとき。
どうしてるのだろう?と思った瞬間、思ったその友からメールが届いたとき。
通常ピンクにライトアップされてるドコモタワーが一瞬グリーンになったのを見逃さなっかったとき。
ごく最近のことならば、体調が優れず最悪のことを考えながら精密検査を受け、その結果が軽いものだったとき。
などなど・・・枚挙にいとまがないほど、ほんの小さな一瞬一瞬に私の仕合わせが存在している。
日々、五感(視・聴・嗅・味・触)はフル回転し、どれかが吐出する度に喜びは生まれ、それが仕合わせへと繋がっていく。


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by chihoharada | 2017-11-28 15:07 | Comments(0)

長編小説

先日ノーベル文学賞を受賞したカズオ・イシグロの「日の名残り」を読み終えて、久しぶりに読み応えのある充実感を覚えた。
イギリスの格式ある名家に長年仕えた執事が人生の終盤を迎え、繁忙から開放されて旅に出て回顧する。
歴史と時代を通して執事が見聞きし体験した人間模様と自分自身の仕事に対する姿勢を優美に抒情的に表現している。
それはまるで重厚な美術館で名画を鑑賞している感がある。
特に執事が旅の終わりに体験する夕暮れどきの描写は情景と執事自身の人生が重なり合い、切なく胸に迫る。
最終章までゆっくりとしたリズムで流れる文体は心地よく、読む者の気持ちを捉えて離さない。
翻訳者の土屋政雄の表現も素晴らしいこともあり、満足感溢れる素晴らしい長編小説に出逢えた。

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by chihoharada | 2017-11-10 16:54 | Comments(0)

秋晴るる

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11月の扉が開いた
高く蒼い空は肺の奥まで清しい
白い雲が大げさに千切れて魚のように泳ぐ
シフォンの陽の暖かさが心をぽっと照らす
雨続きだった昨日までの10月が遠い日のようだ
目を大きくあけたりギュッとじてみたら
ゆっくり浮遊する幻が碧天に影を引いた

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by chihoharada | 2017-11-01 17:39 | Comments(0)