ちほ小宇宙へようこそ☆彡


by chihoharada
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<   2018年 03月 ( 5 )   > この月の画像一覧

微笑ましい

た目が取っつきにくいのか、見知らぬ人からは滅多に話しかけられることがない。
ところが、愛犬のアルジェントと一緒だと声をかけやすくなるのだろう、よく話しかけられる。
やっと春が訪れ、ぽかぽか陽気に花々がいっせいに咲きだし、散歩の足どりも一段と軽くなって来た。
いっせいに青空へ飛び発つ白い鳥のような白木蓮に、見惚れて佇んでいたら「綺麗ですよね」と品のよい高齢の女性が話しかけて来た。
「ホントに見ごとですよね」と応えると、「私は88歳なんですよ」と尋ねてもいないのにいきなり歳を言ってきた。
「うわぁ〜!とてもそのお歳には見えませんわ」と私が発した言葉はこれだけ。
後は怒涛のように御婦人の人生物語が続く。
暫くは所在無さそうにしていたアルジェントも、早く行こうよとリードを強く引っ張り出す。
別れを告げ歩き出すと、青空に映えるピンクが愛らしい桃の花が目に飛び込んで来た。
写真を撮っていると、後部から「わんちゃん可愛いですね」と声をかけてくる人がいる。
振り返り「ありがとうございます」と応えたのがキッカケとなり、またもや尋ねもしないのに「私は83歳なんですよ」から始まり様々な話へと広がっていった。
合わせたように同じ言葉で始まる出会いに、ふと微笑ましさを覚える。
女性の若い時代は、歳を聞くなんてデリカシーが無い失礼なことと、年齢の話はタブーだ。
ところが、高齢になってくると聞きもしないのに自慢げに自ら年齢を公表する。
かっては花と謳われた女性たちも充実の年を重ね、再び自慢の花を咲かせる年齢(とき)なのだろうか。
春爛漫に美しい花をつける樹も、老木になれば樹齢何百年と尊ばれる現象に等しいのかもしれない。


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Photos.ChihoHarada




by chihoharada | 2018-03-16 11:03 | Comments(0)

ミモザの季節

あ!ミモザの花。
あぁ〜、もうそんな季節なのだ。
無遠慮に明るい陽光が目に飛び込み眩しい。
退院してからの久しぶりの散歩だ。
春のパステルブルーの空にミモザの黄色が鮮やかに映えて美しい。
ミモザの花を見るとイタリアのNarni(ナルニ)の日々が甦る。
今から13年ほど前にTerni(テルニ)で個展を開催する企画が持ち上がり、
準備の為に隣町の小さな町Narni(ナルニ)に3ヶ月ほど滞在したことがあった。
小高い丘の上に中世そのままの町並みがロマンティックで美しい町だ。
公園の大きなミモザの樹の下で、ボーッとまどろむのが心地よく大好きな場所だった。
雑多な悩みや疲労が霧が晴れるようにさぁ〜っと消え、優しい気持が復元される。
そんな懐かしい光景のページを繰りながら、暫しミモザの季節の散散であった。


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Photo. Chiho Harada







by chihoharada | 2018-03-13 17:40 | Comments(0)

思い立ったが吉日

文字は読むのも書くのも好きな方で、いつも丁寧にとは心がけている。
しかし決して上手とはいえない。
得に昨今は文字を書くことが少なくなってきてることが拍車をかけている。
「字は体を表わす」とか「書は人なり」とか言うように、字はその人の人柄が出るという。
雑な字であれば大雑把な人間、ふっくらした字を書けば大らかな人間ということだろうか。
上手くは無くとも良いから、せめて素直に心伝わるシャレた字が書きたい。
そこで思いついたのが、写経である。
思い立ったが吉日、早速近くのお寺に通うことにした。
仏教徒ではないが、一定の時間を精神統一して一心不乱に文字(経)と向き合うのはいい。
しかも墨を擦って筆を持ち、無の境地で一字一字を丹念に書く。
写経は決して上手く書こうなどという下心はいらない。
構えなくていいのだ。
煩雑な日々の中で無の境地になる時間を設けるという事はとても大切である。
書くということが、非常に心地よいのである。
気持が広々として風通しがよくなる。

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Photo. Chiho Harada






by chihoharada | 2018-03-10 15:48 | Comments(0)

一雨一歩

ごとに春がくる・・・・とはいうけれど・・・。
なんだか今年は一雨ごとに寒くなる。
一昨日は20℃近かった気温がどうだろう。
今日はたったの6℃。
おとといは陽光眩しく柔らかな風に吹かれ伸び伸びした気分も
今日は夜半からの冷たい雨で一転直下ブルブルである。
この時期は三寒四温だとは分かっていても、
1歩出て5歩も10歩も下がるのだけは勘弁して欲しい。
季節の神様には小さな1歩でかまわないから、前進のみを希望したいものだ。

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Photo. Chiho Harada





by chihoharada | 2018-03-08 11:54 | Comments(0)

意気阻喪

にはそういう時もあるのだろうか・・・。
先を先を、前を前を、速く速く、ほとばしる溢れ出るモノを吐き出しながら進む道にメリハリをつけてきた私。
ところが、どうだろう。
このところ、その燃えるような勢いはピタリと急停止してしまった。
耳は聴くことを止め、目は見ることを止め、頭は考えることを止めた。
何故だろう。
以前の私ならこの状況の居心地の悪さに驚き慌て手足をバタつかせ苛立っただろう。
ところが現状はモチベーションが低く、焦りもなく、足掻きもなく静かだ。
とにかく静かなのである。
この状況が良いわけはないのだろうが、悪いとも思わない。
そう、悪いかどうかの判断力も失せてしまったのだ。
以前の私なら考え込んで自分を責めるだけ攻めただろう。
深い翠の湖水の表面にはさざ波すらたたないのだ。

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Photo.Chiho Harada


by chihoharada | 2018-03-07 14:47 | Comments(0)